2020年4月まで、Amazonの出品者と購入者の交流には一定の制限があり、出品者は消費者にメッセージを送信してフィードバックとレビューを求めることができず、両者の交流制限は供給と需要の調整を妨げていました。しかし常に改訂されているポリシーにてAmazonはついにこの制限について検討し、取引コミュニケーションに関するガイドラインを発表し、11月3日より正式に実施しました。

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これによって交流するための窓口が設けられ、すべての出品者にとってはグッドニュースです。新しいポリシーは直接的にコミュニケーション、コミュニケーションを「許可されたメッセージ」及びメッセージのタイプ、間接的にコミュニケーション、一部商品の新しい寸法ステータスについてそれぞれ詳しく規定しています。

今回のアップデートは、Amazon出品者にとって何を意味するでしょうか?この解説虎の巻をよく読み、ポリシーの重点を把握しましょう!

出品者と購入者の直接コミュニケーションについて

  • 注文情報について:
    注文した商品が出荷できない場合、出品者はその旨を購入者に連絡する必要があります。その際、注文調整の原因コードとして「在庫なし」または「出荷不可」を使用する必要あります。これらの指示を使用した上、「注文に関する問題」オプションを選択し、購入者に注文を履行できないことを連絡します。注文を履行できるが、出荷が遅れて広告にて示した利用可能性を超えると出品者が認めた場合、出品者は必ず購入者に遅延を通知しなければなりません。購入者が注文のキャンセルを決定した場合、出品者は返金手続を開始しなければなりません。ただし、出品者は在庫切れを理由に、購入者に連絡してキャンセル依頼の送信を要求してはなりません。
  • 返品について:
    出品者は必ずセラーセントラルの注文管理機能を使用するか、または注文調整feedで注文金額の返金を処理してください。出品者が返品または一部返金をするために追加情報が必要なときのみ、出品者は購入者と返品についてコミュニケーションを取ることができます。次の説明に従って「返品要求に従う」を選択してください。

コミュニケーションを許可されないメッセージとメッセージのタイプについても規定があります:
注文と出荷の確認、マーケティングまたはプロモーションメッセージ、商品のレビューを送るよう購入者を促す文言、既存の商品レビューの削除または更新をリクエストする文言、フィードバックの繰り返しリクエスト、写真または文字のデリケートな内容が含まれるメッセージは禁止されています。

(画像出典:Amazon公式サイト)

外部リンク(tts)、添付ファイル形式、E-mailアドレス、顔文字などの情報形式は禁止されています。

(画像出典:Amazon公式サイト)

通知にて禁止されている行為を出品者が行った場合、速やかに是正してください。是正しない場合、「アカウント永久停止」または出店取り消しになるリスクがあります。

新ガイドラインの公布より、Amazonは出品者が購入者にレビューをリクエストすることを許可します。

出品者と購入者の間接コミュニケーションについて

Amazonは「あなたのアカウント」のアップデートを通じて注文関連情報を購入者に伝えます。アップデートする情報は主に注文がいつ出荷(追跡番号付き)されるか、または返金がいつ処理されるかの問題に基づいて、配送確認摘要、注文調整feedに細分化し、出品者が全ての注文の発送確認後、Amazonは購入者に確認メールを送信します。

コミュニケーションに関するガイドラインは幅広い範囲をカバーし、関係する内容は多岐に渡り、規定は細かく複雑なため、使用する際より一層事細かく、真剣にガイドラインを読み込まなければなりません。このコミュニケーションに関するガイドラインを遵守しない場合、Amazon、あるいはAmazonストアで出品する権限が一時停止される可能性があります。Amazonは、独自の裁量よりいかなるメッセージをブロックする権限を有します。

出品者の皆様にはこの解説虎の巻を通じて素早くコミュニケーションルールを把握し、購入者と良好なやり取りをし、無限の「お金」を稼ぎましょう!

 

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